ピアノ調律 大阪|コタニピアノ工房

 
文部省認可 一般社団法人 日本ピアノ調律師協会々員   一級ピアノ調律技能士
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K.P.F(コタ・ピット・フォーラム)

 

古くて使えるかな? と思われるピアノを再生復活するプロジェクトです。
関西で卓越した
技術者たちの再生技術をメーカーや立場を超えてノウハウを伝授し合う技術者の集まりです。
実際行った事例を報告しながら、足跡を残していきたいと思います。
その現場に居合わせたい
方もご連絡ください。

 

 


* アポログランドピアノ(206cm)の大修理
 

大阪F様お持ちのグランドピアノアポロA−35
1975年(47年前)のピアノの修理です
。  

ピアンブッシュ 弦・チュウニングピン・ハンマー・交換                        VOL1
令和4年 2月18日
〜約2か月間修理場に預かり 完成したいと思いますので順を追って報告します〜

作業風景

弦を取り外し古いチュウニングピンを1本ずつ取り外します

作業風景

古いピンブッシュも取り除き新しいものを打ち込んでいきます

作業風景

ピンブッシュに6,5ミリ直径のドリルで穴をあけ、いよいよピン・弦を張っていきます

作業風景

やっと総ての弦を張り終えました

作業風景

これから弦の引き上げ等を様々な工程を行い、半音高く音程を合わせておきます

作業風景

ダンパーを取り付け、調整をして暫くシーズニングです  その間にハンマー交換に取り掛かります

 

アクション部の調整 ハンマーシャンク ハンマー交換                        VOL2
 
アベル(ドイツ製)ハンマー・ハンマーシャンクを取り付けます
作業風景

ハンマー穴あけ加工後、ハンマーテール処理をします

作業風景

基準の以前のハンマーを残し、加工した新しいハンマーを取り付けしていきます

作業風景

全て取り付け 本体に入れて 途方もなく、多くの工程の調整をしていきます

 

 

 

 

各種アップライト、グランドピアノの修理承ります。
詳しくは、お問い合わせ下さい

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*リフレッシュパックのご報告
 

 

〜大阪T様 運送途中でのリフレッシュ(クリーニング・内部調整・調律)〜

機種:
57年前1964年製造のヤマハU1Dのリフレッシュパックの内容です

リフレッシュパックを参照して下されば幸いです   

外装・弦 金属部分のクリーニング

作業風景

きっちりとした作りが見た目で分かります
又50年は持ちそう

作業風景

まずピアノの裏側の埃を吹き飛ばし、掃除機で吸い取ります

作業風景

入念に裏側の埃を取り除きます
埃は大事な響板の天敵です

作業風景

鍵盤下の埃を徹底除去します
虫やカビなどが付く原因となります

作業風景

金属部 チュウニングピンの錆を落し埃を取り除きます  後、防錆剤を塗布します

作業風景

弦にまとわりついている埃や錆を取り除きます
これにより音量、音質の劣化を防ぎます

作業風景

弦には、いろんなものが絡みついています

作業風景

弦の裏側も取れる場所は、入念に道具で掃除をします

作業風景

鍵盤蓋の蝶番などの金属部分も綺麗にします

作業風景

譜面台蝶番や鍵などの金属部分も錆を取り磨きます  見た目スッキリとなります

作業風景

ペダルもピカピカにして出荷迄、袋でカバーします

作業風景

外装も丁寧に汚れを落とし、何度も磨き上げ、最後は手作業となります
編み出したワックス掛けでピカピカにします

鍵盤部分のクリーニング

作業風景

鍵盤下にある鍵盤軸となるキーピンを磨きます
ここは鍵盤下に隠れるところなので見えないところ
しかしタッチ感触には絶大な威力を発揮

作業風景

ここも鍵盤下にあるフロントピンです
ここも大事なところですので、きれいに磨きます
此方もタッチ感に威力を発揮します

作業風景

取った鍵盤のブッシング部分のブラッシングをします  驚くほど埃がたまっています
此方も驚くほどタッチ感に影響します
又ブッシングの耐久性も良くなります

アクション部の調整

作業風景

*全体の埃を吹き飛ばし隅々まで埃を取ります
 (埃は湿気を呼び込み故障の原因となります)
*動きの悪いところをチェック
 (潤滑剤・センターピン交換で処理)
*ハンマーねじれ・走りをチェック
*ハンマー整形
 (ハンマーに付いた弦後や埃を取り除きます)
*最後にアクションを本体に付けます

作業風景

アクション取り付け整調 調律

本体に取り付け後 整調手順に従い作業を行い 最後に調律をします
作業風景

(ハンマー接近の作業中)

□鍵盤空直し
□打弦距離
□白鍵盤高さ調整
□黒鍵高さ調整
□白鍵盤 黒鍵 深さ調整
□ハンマーねじれ
□ハンマー走り
□弦あわせ□ハンマー同時打弦
□キャップスタン調整
□バックチェック調整
□接近
□ペダルチェック
□ダンパー調整などを全て行い、
 調律をして完成です 

作業風景

約57年前のピアノですが、外装や部品など木部が素晴らしく
当時、自然乾燥で厳選された木を使っているようですので、
ひずみやねじれが全くなく作業がスムーズにでき、当時の音を再現できました。
おそらく100年は持つピアノだと思います。 又、長く使って頂ければ嬉しいです。

 

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*大阪K様のピアノメンテナンス
 

 

ピアノの音量が不揃いで、もこもこと音がこもるとの事で
ピアノメンテナンスをお勧めしましたその作業を抜粋しての報告です

機種:
ヤマハU3M後付けサイレントの約30年前のピアノです

メンテナンスパックを参照して下されば幸いです   

弦などの掃除

作業風景

まずアクションを外し弦の掃除をします

作業風景

こんなにも弦には錆など埃がついています
奇麗にする事で音色の劣化を防ぎます

作業風景

弦の裏も自具で丹念に埃など取り除きます

鍵盤部分の掃除調整をします

作業風景

鍵盤を取り外し鍵盤下の天敵の埃をとことん掃除します
埃は虫やカビなどを呼び込む天敵です

作業風景

鍵盤下にある鍵盤軸となるキーピンを磨きます
ここは鍵盤下に隠れるところなので見えないところ、 しかしタッチ感触には絶大な威力を発揮

作業風景

取った鍵盤のブッシング部分のブラッシングをします
驚くほど埃がたまっています。
此方も驚くほどタッチ感に影響します

アクション部分の調整です

作業風景

取り外したアクションの埃を吹き飛ばしネジ締めなど行ないます

作業風景

隙間は歯間ブラシで丁寧にお掃除
又、その折に少量の潤滑液をしみこませます
各セクションの動きがよくなります

作業風景

ハンマーに付いた弦溝や表面の埃などを一皮ファイリングします
小さな繊細な音が出やすくなります

アクション鍵盤を取り付け、下記項目の調整。調律をします

作業風景

□鍵盤空直し
□白鍵盤高さ調整
□黒鍵高さ調整
□白鍵盤 黒鍵 深さ調整
□ハンマーねじれ
□ハンマー走り
□弦あわせ
□ハンマー同時打弦
□ キャップスタン調整
□バックチェック調整
□ダンパー調整

全てを行い、調律をして完成しました

作業後、立ち上がりの良い、良くタッチに音が敏感に反応し響くヤマハ本来の持っている音に戻りました。
 (私の所感ですが)

 

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*ヤマハピアノ ハンマーパンク修理

 

お預かりしているピアノ ヤマハW108Cのピアノのハンマーが、パックリとはがれていましたのでハンマーヘッド交換の修理です。

作業風景

弦を打つハンマーがパックとはがれています。

作業風景

基準を残しハンマーの頭を取り外します。

作業風景

新しいハンマーを取り付け完成です。
本体に取り付け音を整えます。

 

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*シンメルピアノ(ドイツ製) 総合メンテナンス
大阪0様 お買い上げピアノ

 

〜 ピアノバンク(中古卸業者)にお客様と試弾に私共と一緒にお伺いして、
購入して頂いたシンメルGPを当方にお預かりしてメンテナンス・クリーニングをする作業です 〜〜


この作業にはドイツ製ピアノに精通しています技術者を中心に作業を進めています。

作業風景

ダンパーを外し弦 ピンを磨きます

作業風景

バランス フロントピン研磨

作業風景

鍵盤を外し個々に掃除

作業風景

アクション整備 ハンマー整形します

作業風景

鍵盤・アクションを取り付け

作業風景

本体に取り付け整調開始です

作業風景

整調作業

作業風景

整調作業

作業風景

整音作業をして 最終調律

 

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*フローラピアノの弦・チューニングピン・ピンブッシュの交換
VOL1

 

約55年以上も前のピアノですが、素晴らしい木材を使っていますので、
お客様の
要望もあり、修理することになりました。
お預りが3か月ありますのでゆっくりと
仕上げていきたいと思います。

作業風景

ピアノを寝かして準備

作業風景

錆サビの弦とピンです

作業風景

弦・ピンを取り外します

作業風景

ピンブッシュを取り外します

作業風景

ピンブッシュのサイズを確定

作業風景

ブッシュを打ち込んでいきます

ピンブッシュをすべ打ち込みましたので 次回はいよいよ張弦です

 

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***ヤマハG2D の弦の総張り替え (約40〜50年前)***

作業風景1 作業風景2

かなり弦が錆に侵されて、音の伸びがなく、ふくらみも無くなっていますので、お客様のご自宅で総ての弦を張り替えます。

先ず古い弦を取り外します。
チュウニングピンを半回転して弦を取り外していきます。
(今回は、チュウニングピンを変えず張り替える事になりました)


作業風景3 作業風景4

総ての弦を取り外し、徹底掃除です。
金属部の錆なども、この時取り除きます。

いよいよ張弦開始です。
体力勝負です。


作業風景5 作業風景6

総ての弦を張り終え、ある程度の音程を取ります(チッピング)。

ダンパー・内部アクションを取り付け調律を行います。
弦がまだ不安定のため、一ヶ月後に最終調律をします。


〜〜これで完成です〜〜

所要時間
 初日  3時間 ( 弦の取り外し他)
2日目  5時間 (1台分の張弦 他)
3日目  3時間 (調律他最終チェック 他)
1月後  最終調律 予定


費用
140,000円(税別)でした。

 

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